2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ジョンレノンという生い立ちが複雑でコンプレックスのひじょうに強い男が、それをバネにして表現者として立ち上がり、最終的には、日本女性のヨーコさんと出会って、“あんたはそのままでいいのよ”ということになって、そこで落ち着いたと。 “レット・イット…
ヌーソロジーの“性質”の語は、“性”の概念とも関係がある。 -引用-性質 『シリウス』領域において、『プレアデス』へと向かう力。 『定質』に対して働き、進化とは逆向きの力にあたります。 「進化の方向性」と言われるものとは、逆向きであるので、悪性の…
【艮】 呪的な目的で聖場に掲げられている邪眼。聖場への侵入者がそれに怖れて退く象。 人間からすれば邪眼であるが、垂直に立ち現れたその眼は、神的なものである。それそのものが聖場より人を立ち退かせ、そのことがまたその場所が聖場たることを規定して…
とある舞踏家の公演を観た後、Hさんが“まったく空間が動いていない”と言っていて、自分はそれが分からなかったことを覚えている。そのことを他の人に伝えたら、“誰もわかっていることをことさらに言う必要もないのではないか”とゆるりと指摘されていた。 …ど…
-引用- 「踊る身体」とは「空間に漏れ出す身体」である。舞踏を見るという体験は、「対象を見る」ということではなく、空間に漏れ出してきた身体と交叉るという体験だ。いや、舞踏を見るというその体験を通じて、そもそも「見る」とは「交叉る」ことである…
運河から取ってくるこの花は“垣根桜”と言うらしい。特徴は、桜のようにたくさんいっせいに咲いて、小さな花がたくさん地面に落ちることだろう。 山桜が、ハハカと言い、これはおそらく桜の古語だろうが、ハハカはハハキ(箒)とつながる語であろう。つまり“…
痛車(いたしゃ) イタ車というのがあって、あれはなんなのか。今はどうなのか。なくなったのならば、なんだったのか。 車のボディの表面は、人間であれば体表部の皮膚に当たる。通常、メーカー色を選ぶ。カスタムでは、自分の好みの色をペン入れしてもらう…
舞踏家の最上さんのツィートである。 https://twitter.com/walhallahlaw/status/1153506634548666368 鳥の飛行に“舞踏”を感じ取るのは、羽の間にすき間があることから、“くぐる~くくる”のテーマに沿うように思う。 すき間をくぐり抜け、漏れ出ることが、“括…
また、本日のメモとして、“西洋庭園と幾何学”の関係について。 西洋庭園が、なにやら“幾何学的”であり、あれがピンと来ないと書いたが、“イデア思考”には“幾何学”が必要であり、それは、科学的な思考におけるイデア思考の部分でも、幾何学が活躍しているとい…
ある、エコロジー系の催しの会場で、新生児に関して、ある医師が“新生児には感覚がない”として、育種家の藤井ひらし氏より、たいへんなお叱りを受けた、という事件があった。 “赤ちゃんが生まれた時に、写真をとってもいいですか”。“新生児には視覚機能がな…
-引用-信用できる財貨貯蔵所に乏しかった原始社会では、人の掌中こそはもっとも安心な場所だったにちがいない。それだから掌の中、つまり 「手クラ」の中に持たれるものは「テクラ」と呼ばれ、「タカラ」と転じて大切な財宝を意味するようになった。 それ…
日本の古代における、あるいは祭祀的な空間における、神聖な所作である“ミテグラ”について、“扇―「性」と古代信仰 吉野裕子”で言及されている。 ミテグラの語に関する民族学の分析は、 “「ミテグラ」とは本来神の降りたまうべきところを指した言葉である。「…
古代の祭祀は、シャーマンにより担われていて、“巫祝(ふしゅく)”という言葉がある。そして、巫祝は“巫覡(ふげき)”に分かれ、巫は巫女、覡(げき)が男の巫女である。 おそらく、オカマ的な存在と、この覡(げき)が、部分的に関係しているのではないかと…
原則的には、女性の好みは、飽きやすさをともない、それは男子も同様なのかもしれないが、男はよりコードを厳守する訓練を受けるのだろう。男の縦社会。…ただし、同様に、コード厳守を心がける女性の場合には、もともと自由な身体性を好む傾向ゆえに、反対に…
“よみがえる女神 清水友邦”では、古代=女の時代における、母系性社会の様子、すなわち、婚姻制度以前であり、男の通い婚であり、母親はその子の父親を特定できず、顔がどのメンバーに似ているかでおおよその父親を特定する、ということだったらしい。 社会…
ヌーソ○ジーは、ヌーソ○ジー言うところの“人間の意識の顕在化~精神の覚醒”における、身体性を扱っているだろう。そして、それは2013年以降に、広範に起きてくるできごとであるとされている。ところが、ヌーソ○ジーそのものは、それ以前…1990年くらいから…続…
“光が虚を生んだのではなく、虚が光の起源となった。水の起源は“落ちる”。光が水を利用しようとした企てが人間意識の歴史。光に至るのは人間を超越することで可能だが、水を感じるには人間を産み出した天秤の概念自体から離れることが必要。この似て非なるも…
“人間全体が今、第2の起源に向かっている。地表面を蹴りジャンプして光になろうとしている。地球から離脱し月を踏台にして太陽へと飛翔。重力(闇)は地面を蹴るのにどうしても必要なので感謝して有り難く利用する。地面を蹴る瞬間が光と闇の統合となり、その…
“視覚”というのは、ヌーソロジー的には“低位の知覚”なわけだから、“視覚論”もまたその次元をめぐるものだろう。 -引用-人間の五感において視覚が最も次元が低いのでしょうが、その他の感覚についてはどのように考えればよいのですか。 視覚、味覚、嗅覚、…
個人的には、とくに、ヌーソ○ジーの知覚論に、いまだ、自分の感覚とのしっかりとした整合性を見ていない段階であるが、“奥行きの子供たち”に出てくる、“奥行きと“見ること”について”の話に関して、このようなことが書けるのかな。 ヌーソ○ジーにおける“奥行…
列島の歴史としては、まず、土着の原住民文化があり、そこに稲作文化が訪れる。次に、北陸地方から、大陸や半島の文化が文明として入り込み…高句麗国の危機(589年)が関係…その次に、瀬戸内海から入って畿内を中心にまた異なる性質の文明が入る…百済国の崩…
“固体とは人間の意識が無核質に戻るときの位置”。核質=3次元空間であるから、無核質とは、4次元空間となり、実はこれが人間の意識のデフォルトであると。 デフォルトとしての4次元空間意識を、3次元に落とし込んでいるのは、核質における“止核化”の作用であ…
舞踏家の最上さんの“私の身体史”を読むと、ただごとではない、最上さんのご苦労がしのばれる。そこに“民族学”的なテーマが出てくるわけではないのだが、以前読んだ“神に追われて 谷川健一 ”を連想した。 “神に追われて”では、沖縄の若い女性が、土地の神様、…
怪談のお菊さんの話では、お菊さんが割ったお皿と“皿屋敷”という言葉の重なりを通じて“さら”の語に注目させようとする意図を感じる。つまり、今の人は、“皿屋敷”をお菊の皿にちなんだ名前だろうと考えるが、実はそうではなく、皿屋敷とは、サラ地に建った、…
なんなのだろう。この流れは。今、○○菊○さん(女性)の治療を終えたところ。昨日、お菊さんの話を読んだことがあり、菊○さんの名前の由来をふと尋ねたところ、小学校3年生の時に、菊△から菊○に名前を変えたとのこと。 戸籍をいじって名前を変えるというのは…
蛇のウロコはつるつるしている。つるつるした“お肌”を好んだのは、古代の女性も同様だと思われる。そういうつるつるしたお肌の蛇が、脱皮が近づくと、だるくなってきて、お肌もゴワゴワしてくる。そういうのを、ケ(毛)というふうに、古代の女性が感覚した…
メンヘラの方々の行動パターンをTwitterで観察させていただいて、興味深く、ま た笑ってしまうことがあるが、自分も似たところがあるので笑うのだろう。 あれもダメだ、これもダメだ、できない→自分はダメだ、という思考パターン。 …自分も午前中、“俺はダメ…
“吉野裕子 『日本の蛇信仰』は、原始からの蛇信仰がいかに根強くわが国に浸透しているかを教えてくれる。著者によれば、剣や鏡はもとより、注連縄、扇、箒、鏡餅、蓑案山子までもが蛇を象徴しているとのことで、その論拠はすべからく中国古代の陰陽五行説か…
もし、菊理姫のククリが、“ククの理”として、“漏れ=くく”の古語に関係し、それが、両手を合わせた掌(たなごころ)から漏れる、水の流れ、といったものに関係する、 …といったことがあるとすれば、これは“大発見”となる。インターネットを検索すると、この…
昨日調べていてわかったのは、菊理姫=ククリヒメの“ククリ”が、“クク=漏れ”のニュアンスをもっていることだった。 なぜ、花の菊のことや、菊理姫のことを調べようとしたのか、発端を忘れてしまったが、この“菊理=ククリ”の語は、ひじょうにうまくできてい…