2019-07-23から1日間の記事一覧

鳥の羽根 くぐりぬけ~くくり

舞踏家の最上さんのツィートである。 https://twitter.com/walhallahlaw/status/1153506634548666368 鳥の飛行に“舞踏”を感じ取るのは、羽の間にすき間があることから、“くぐる~くくる”のテーマに沿うように思う。 すき間をくぐり抜け、漏れ出ることが、“括…

西洋人の“幾何学的なセンス”は、どこから育まれているのだろうか?

また、本日のメモとして、“西洋庭園と幾何学”の関係について。 西洋庭園が、なにやら“幾何学的”であり、あれがピンと来ないと書いたが、“イデア思考”には“幾何学”が必要であり、それは、科学的な思考におけるイデア思考の部分でも、幾何学が活躍しているとい…

新生児に知覚が未熟であるとされる件に関して

ある、エコロジー系の催しの会場で、新生児に関して、ある医師が“新生児には感覚がない”として、育種家の藤井ひらし氏より、たいへんなお叱りを受けた、という事件があった。 “赤ちゃんが生まれた時に、写真をとってもいいですか”。“新生児には視覚機能がな…

ミテグラとは何か 私見

-引用-信用できる財貨貯蔵所に乏しかった原始社会では、人の掌中こそはもっとも安心な場所だったにちがいない。それだから掌の中、つまり 「手クラ」の中に持たれるものは「テクラ」と呼ばれ、「タカラ」と転じて大切な財宝を意味するようになった。 それ…

ミテグラに関する吉野裕子さんの意見 (再掲)

日本の古代における、あるいは祭祀的な空間における、神聖な所作である“ミテグラ”について、“扇―「性」と古代信仰 吉野裕子”で言及されている。 ミテグラの語に関する民族学の分析は、 “「ミテグラ」とは本来神の降りたまうべきところを指した言葉である。「…

オカマのシャーマンが“覡(げき)”だろうか?

古代の祭祀は、シャーマンにより担われていて、“巫祝(ふしゅく)”という言葉がある。そして、巫祝は“巫覡(ふげき)”に分かれ、巫は巫女、覡(げき)が男の巫女である。 おそらく、オカマ的な存在と、この覡(げき)が、部分的に関係しているのではないかと…

悟りとボケ

原則的には、女性の好みは、飽きやすさをともない、それは男子も同様なのかもしれないが、男はよりコードを厳守する訓練を受けるのだろう。男の縦社会。…ただし、同様に、コード厳守を心がける女性の場合には、もともと自由な身体性を好む傾向ゆえに、反対に…

“祭りの子”は、顔がどのメンバーに似ているかで父親を特定

“よみがえる女神 清水友邦”では、古代=女の時代における、母系性社会の様子、すなわち、婚姻制度以前であり、男の通い婚であり、母親はその子の父親を特定できず、顔がどのメンバーに似ているかでおおよその父親を特定する、ということだったらしい。 社会…