2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

“氣”を考える (その2)

国内の気功研究者のルーツが、いわゆる学生運動、全共闘経由というケースがある。 全共闘は、時代現象として今でも謎が多いらしく、政治~左翼というか、土着的な、民族的な運動として捉えた方がよいという話もあるらしい。 自分は1963年生まれだが、バイト…

“氣”を考える (その1)

ヌーソロジーの方で気功や気の話が出ている。 以下、津村喬、『気功への道』p.7より。 (申しわけないが、文体を自分の好みに変えてある。) -引用- 気とは「潜在力」と定義される。現象の背後にあって現象を成り立たせているもの、それを不断に変化させて…

表相と扇について (その1)

まず、『シリウス革命』の「表相」の図の解説。 これは、要は、二つの点AとOの幅の、奥行き化、 つまり「対化の等化」の話である。(二点(対化)の観察(等化)。) 正三角形が等化だというのは、「直交性=等化」を意味している。 -引用- まず空間観察…

「A DICTIONARY OF NOOS TERMS」 on kindle

ヌース用語辞典をkindleに仕込む。 mobiファイルで出力できるアプリを導入した。 ・「Calibre」というソフトを使ってPDFをKindleでも読みやすい形式に変換します。https://goo.gl/BKyN5

シュメールvsノウス

-引用-今日は遠くから来客があった。東北の岩手から来たW氏だ。W氏とは15年ぐらい前、まだインターネットも普及してなかった頃、Nifty Serveのバソコン通信で知り合った。いわゆるパソ通仲間である。 W氏はF-mistyの中でも硬派の部類に入る論客で、大学時…

シリ革、アゲイン

本日は、梅雨入り、オートバイ故障、ということもあり、家でのんびりしている。 例によって、ヌース用語や交信録のファイル検索遊びなど。連想ゲーム&迷路。 勢いで思いついたことを書き散らしていたのだが、ふと「これではダメだな」と。 ヌーソロジーは勉…

「性欲」に関して

用語辞典の「性欲」の欄に、 「変換作用を起こす元の力」。「核質(男性の性欲)」と「反核質(女性の性欲)」。 とある。 アメリカのニュースで、女性教師と男子生徒の恋愛が取り上げられることがある。 ふつうの日本人、とくに男たちは、「白人女は性欲が…

『微細エネルギー論』を読む (その1)

『微細エネルギー論』kindle版をぺらぺらめくっている。 -引用-霊性の哲学を再び現在に回復するためには、オッカムによってなされた「知のコペルニクス的転回」を見据え、そこで成立した、近代知としての「自明の前提」をあぶり出し、その自明性に徹底的な…

動物素としてのケイラク

-引用-一方、ミクロ空間においてもこの「表相の調和」を持つものがある。それをOCOT情報は生態系だという。中心位置は細胞だとも。。彼らには銀河系と細胞が同じものに見えている、ということなのだろうか。-引用- 「原形質流動」というものを、「氣」の…

「超心点」に関して

-引用-銀河系の渦の中心点は超心点ですか。 はい、中和を作り出す次元の元々のもと。-引用- ヌーソロジー用語辞典では、 -引用-●超心点(ちょうしんてん) 潜在化における重心の位置。人間の次元における反覚醒と覚醒の境界。表相の中和が起こるところ…

『ヌーソロジーのためのシュタイナー入門』 7月発売決定

いよいよ例の対談本が刷り上がってきたようだ。 今回は1100ページというページ数の関係から、 思い切って本の装丁をキューブ状にデザインしたようだ。 これは大正解なんじゃないだろうか。 正六面体が四次元空間のイデアに関係しているということ。 そして、…

観察精神と完全性質

身体や肉体からのアプローチに関心がある人は、「完全性質」とか「妙性質」という用語を検索すると面白い。 検索で、以下のページがヒットする。驚きの内容である。 https://goo.gl/eqdPGu 「観察精神」という精神の進化のゴールと、その対化としての「完全…

他者と重力 Φ=WHY?さんのお話

「コミュニケーションの不可避性」という生活上の大原則が、たとえば、数学者のゲーデルの「不完全性定理」とむすびつく。 これはおそらく、確かなことなのだろう。 しかし、それを説明する、説明できる場合に、ある程度の数学的知識、能力が必要とされる。 …

つねに重心に反映される精神進化のプロセス

-引用-「人間の外面」の発見が4次元空間への入り口でした。-引用- 昨日、オートバイ、山、神社、ミシャクジ、といった、いつものコースをまわってきたが、 どうも、いつもの満足感が味わえない。 おまけに、帰路、オートバイがエンジントラブルにみまわ…

ヌーソロジーとのあらまし

世の中がおかしいのではないか、世の中というものはひっくり返っているのではないか、ということを、高2のころから本格的に考えるようになった。 これは、当時、ロッキングオンという雑誌のIさんという方の文章を読み出したことの影響もあった。 ヌーソロ…

クライミング道場見学に行く。 この空間はすばらしい!!

『A Handbook of Anthroposophie for Noosology』

いよいよ、例の対談本が刷り上がってくるらしい。 「これで中身がクズだとお話しにならないが」 なにしろ1100ページだ。 よしんば中身がクズでも、トイレットペーパーくらいにはなると思えばいい。 ずいぶん高価なトイレットペーパーではあるだろうが… 私の…

夜の阿弥陀

この絵、いいよねぇ。 対化(中和)、等化、交差、という感じもある。 脇の二つの光が中和。 真ん中のよじれが交差。 頭部が等化、みたいな? amida 001 参考ページ:Facebook https://goo.gl/CW9pLK

夜のamida

画像だから触れないんだけれど、 触りたくなる。 こういうのをエーテル的、というのだろうか。 (触るには、それこそ手足を無くして(尺度を無くして) “それそのもの”になるしかないかな。) 参考ページ: マシマ タケシ - 夜のamida | Facebook

「交差」ってなんだ?

「交差」に関して、 自分的にはあんまり「交差」という概念でイメージしてこなかったので、 正直なところ、よく分からない。 交差という用語を用いて、自分なりの文章を書いたことがほとんどない。 対化、対化の等化、対化の中和、負荷、反映…というような用…

表相をめぐって (その3)

「表相」の項目の最後に以下がある。 -引用-●表相の調和(ひょうそうのちょうわ) 表相が覚醒自身を交差し、ヒトの内面の表相の上次元へ出ること。すなわち、表相の中和の上次元。中性質の内面に生まれる次元。人間の内面の意識では生物が作る生態系として…

表相をめぐって (その2)

「表相」は「表象」のニュアンスに近いようだ。 よってこれは、いわゆる“人間ゲシュタルト”の枠内となる。 空間にモノがあって、それを対象化する。 そういう意識のあり方。 潜在化しているのが「表相」であるとして、顕在化が「方向(方向性)」である。 ・…

表相をめぐって (その1)

「表相(ひょうそう)」の概念を考えている。 一般性、社会的自己、といったタームは、「表相の等化」に属している。 -引用-●表相の等化(ひょうそうのとうか) 他者の表相をユークリッド的線として見えさせ、その線を自己側にもコピーさせるということ。…

正しい円の描き方

初め、この円を見た時、「へたな円だな」と 思ってしまったのである。 しかし、他の資料でやはりヌーソロジーがこの円と似た調子で 描いているのを見て、「まてよ」と思った。 なんと個性的であることか!! なんとふくよかな曲線であることか!! 「肩なり…

死の現場としてのバーチャルに対峙するもの

ネットをやればやるほど、独特の不安感、孤独感が高まる。バーチャルには生命感覚が無い。 そうした心理メカニズムを見越した大人が、不安になった子供たちや若者から金を吐かせようとし、その手法をまたその子らが摸倣する悪循環。 これを断つには、圧倒的…

電磁場について(その2)

-引用-●電磁場(でんじば) 物理学用語。ヌース的な意味は、対化の調整が一つの方向として現れたもの。次元観察子ψ3-ψ4領域に重畳する様々な次元の調整の射影。-引用- 「次元観察子ψ3-ψ4領域に重畳する様々な次元の調整の射影。」 ψ3-4は「止核精神」。…

電磁場について(その1)

本日は「電磁場」から迷路に迷い込んだ。 -引用-●電磁場(でんじば) 物理学用語。ヌース的な意味は、対化の調整が一つの方向として現れたもの。次元観察子ψ3-ψ4領域に重畳する様々な次元の調整の射影。-引用- まずは「対化の調整」という言葉。 「調整…

二つに割った箸をもとに戻す

舞踏家:「この二つに割った割り箸をもとに戻せる?」詩人:「…」 その答えは、「二本の割り箸をさらに手で割り、口に放り込んで、むしゃむしゃ噛んで飲み込む」というもの。 しかしこれは、回答というよりも、またひとつの問いとなっているのだと思う。 割…

重心感覚と足裏感覚

トトヘルメスの図像だと、イデアの世界はヘルメスがもっている杖の世界であろう。 一方、これまでの自分の関心の中心は、ドラゴンを踏む足の部分かな、と思う。 ずっとこの問題に取り組んでいるし、そういう意味では、問題意識がブレがない、とも言える。 (…

重心を神とする信仰のあり方

日本人には宗教が無い、と言われる。 仏教、神道があるではないか。 いやそれは、宗教と言えるようなものではありませんよ。 少なくとも、世界レベルの、世界宗教との比較においては… 世界普遍宗教と呼ばれるようなレベルのものと較べれば、その教義はあって…