動物素としてのケイラク

 


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一方、ミクロ空間においてもこの「表相の調和」を持つものがある。それをOCOT情報は生態系だという。中心位置は細胞だとも。。彼らには銀河系と細胞が同じものに見えている、ということなのだろうか。
-引用-

「原形質流動」というものを、「氣」の流れと重ねる考察がある。

原形質とは、細胞の原型質のこと。

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原形質(げんけいしつ、英: protoplasm)とは、細胞の微細構造が知られていなかった時代に作られた言葉で、細胞の中にある「生きている」と考えられていた物質のことである。具体的には、核と細胞質(一般に細胞膜を含む)を指す。
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原型質そのものが、ちょっと怪しい用語のようだ(笑)

下に、「氣=原形質流動」を説いた増永氏のケイラク図を載せておく。

(このようなケイラクの全体が見えるというのではなく、一本のケイラクが響く、という現象となる。この「響く」は「見える」にひじょうに近い。)

身体の氣の流れは、カオシックであるように見えて、つまるところ「直交的」なものではないか、という気がしてきている。

それこそ原形的なレベルにおいては、氣は、「細胞膜との直交」という方向性でとらえることができるのではないか。

原形質流動というニュアンスと照らせば。

すなわち、氣の流れは潜在化である。一見するとカオシックである。

しかし、顕在化のレベルでは、直交的なカタチを有する。

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「表相の中和」が、ケイラク感覚の発現と関係が深いのではないか。

イラクはふだん潜在化しているが、ケガや病気の時に、治癒反応の過程の中で出てくる。

治癒反応という生命の働きの中に、ケイラク感覚が出現してくる。

また、妊婦がお腹に胎児がある時、このケイラク感覚が出ると思われる。

土偶は妊婦をかたどっているが、文様はケイラクと考えられる。)

増永氏によれば「ケイラクは特殊感覚ではなく原始感覚(プライマルセンス)」とのこと。

外的な知覚を取り払ったときに、そこに顕れる、デフォルトな知覚のあり方である。

それは、「ケイラク=原形質流動」が、細胞~組織~器官~全身といった身体の階層構造の、外にある、いわば「地」の働きである、というニュアンスに重なる。

(外にあるから、治癒という働きかけを身体そのものに為すことが可能となる。観察点をもっているということである。)

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これまで治癒系において活用されてきたケイラクの認識が、より広く一般的に、「動物素」のようなものとして活用されてくるのではないか、と予測を立てている。

「動物素」、あるいは「運動素」でもいいだろう。

氣の働きのルートとしてのケイラクは、また、エーテル体やその象徴としての「蛇」とも関係が深い。

蛇の運動性が、動物の運動原理の、原形的なところにある、というのは、アニマンダラでも説明されるところ。

全身ケイラクは、一方で、頭部~顔面~目に回り込んでいくとともに、体の中心、体幹部では、内臓器官に入り込んでもいる。

内臓は、それぞれ「感情の座」であって、これは「アストラル体」と関係があることになる。

人間は、動物とアストラル体を共有しているという話である。

その点から、なにがしか「動物化」への、運動の方向性が構成される場合に、こうしたケイラクが活用されていくのではないかと予測するわけである。

総じて、ケイラクに関する認識は、人間の意識の健在化と関連性があるということになる。

参考ページ:Twitter https://goo.gl/mu3Fs9

参考ページ:ブログ https://goo.gl/Z8CXS8

 

 

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