“体表”の概念

最後に、ヌーソロジーの用語の“体表”を掲載する。

この用語も“界面”ということと関係する。潜在化と顕在化の界面。ヌーソロジーの用語の“対化”というのは、“界面”ということと関係している。

よく出てくる“等化”という用語は…等化=対化の等化…この、顕在化した対化をめぐって引き起こる現象、あるいはまた、対化そのものをあらしめている背景としての力の原因である。

等化の働きは、上次元にあるので、人間は感覚化することはできない。理論的、思考的に把握するしかない。図式や数式ということになる。

これに対して、対化は界面であり、これは感覚と近接している。

●体表(たいひょう)人間の意識において最初に顕在化する4次元性のこと。正四面体の高さのイデアに対応する。正四面体とは一つのモノの認識のカタチ。ヌーソロジーにおいては、三次元性は立体ではなく面と見なされる。真の立体は四次元性にあるということ。

 

f:id:hahaki889:20190811133226p:plain

 

●位置(いち) 精神構造において対化の作用が働く場所性のこと。精神構造を形作るために生まれている様々な次元境界。この境界性を空間構造としてフレーム化してい るものが《イデア-理念》である。

ここで、いちばん初めの“位置”の用語に戻った。

“対化”は、人間の歴史の中では言葉をもたされず、もっぱら無意識的な領域、身体、芸能、性、といった領域において扱われてきた。

それを“点の対化”としての具体的なカタチとして見ようとするのが、顕在化の意識であるということだろう。

●円心(えんしん) 対化の幾何学的なカタチを言う。

f:id:hahaki889:20190811133318p:plain