あなたとあなたの松果体~山津見ネットワーク

松果体セックスなるものがあるのだろう。

女性が男性を導くのが、松果体セックスであるとして、この場合、まず妊婦が松果体機能に目覚めるのだろう。

妊婦の意識が胎児の意識へ同調する。胎盤を作るのが胎児だという説もあり、妊娠は胎児が主導権をにぎっている側面がある。

妊婦の意識が従に退き、逆に主となった胎児の意識に、妊婦の意識がぶらさがるかたちになる。

胎児の意識には「あなた」しかない。主体意識がない。それに同調した場合に「あなた-あなた」という関係で、意識がつながる。

これは通常の意識、「私は」というのと違う。

「いちばん奥が皮膚で、それを内臓、そして骨が包んでいる」という見方がある。

その意味で、響く体の中心である皮膚が、胎児の場合は感覚の中心である。

身体感覚の反転なわけで、「蛇の脱皮」の状態に近い。

妊婦に対し、胎児はまだ蛇なので、あなたも蛇になりなさい。ひっくり返りなさい、脱皮しなさい、と教え諭すというようなこと。

女だけではなく、男も胎児の意識をキャッチすることができるだろう。

誰でも胎児だった記憶があるはずだ。

胎児はどこにでもいるだろう。かなり少なくなってきてはいるが、少なくとも、まだ松果体が活動している7歳未満の幼児がどこかにいるだろうから、それをキャッチすればいい。

また、山津見としての山の機能の分析は、山にも松果体のようなものがあり、少なくとも、人間の松果体機能を増幅するような効果が山にはある、という体験であろう。

山、あるいは神社などをアンテナとして、「あなた-あなた」の胎児の意識ネットワークの電磁場が、村から村、町から町へと、くまなく張り巡らされている必要があるだろう。

そのような電磁場に導くことこそが、男女のセックス、まぐ合いの目的のひとつであったのだろう。

※胞衣の胞の中の「己」は「巳」、つまり蛇の姿。

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蛇のシンボルは松果体と関係が深い。

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「重力の恋人」と題された絵

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