アイヌ人とセム系

アイヌ縄文人の生き残りらしいが、

縄文人そのものがなかなかに謎が多く、一説には、インド洋をまわって、さらにインドシナ半島南シナ海を経由して日本にたどりついた「古代フェニキア人」という集団と、混血しているとの説がある。

古代フェニキア人は「海のユダヤ人」とも言われ、これもまた謎が多いが、要するにセム系である。

写真を見てほしい。

私には、アイヌ人の写真と言われるもののうち、いわゆる「旧モンゴロイド系」であるようには見えず、「セム系」であるとすると、その通りではないかと思える風貌の者が確かにいる。つまり、中東やユダヤ人の風貌である。

古代フェニキア人は、地中海地域から抜け出すだけの航海技術をもっていたわけだが、その船に「古代ヒッタイト人」という人々が同乗していたらしく、これが、「製鉄の民」だという。

日本神話の、とくにスサノオのオロチ退治をめぐり、いかにも鉄を産出する鉱山のイメージを想わせるシーンが出てくるが、これも、製鉄部族の神話がからんでいるという説がある。

ある時期の古代社会においては、鉄を制する民が国家を制する、・・・あるいは、製鉄技術を持つ集団こそが、国家建設を可能とするということだろうから、それは今の世界であれば、核技術に匹敵する重要性をもつ。

日本の伝統的な身体修行環境として、修験道というのがあるが、修験の習俗が、古代ユダヤや、あるいは縄文の習俗と共通性があるという研究もある。

「縦に重なる歴史」としての、遙かなる記憶の周波数領域だと感じるのである。

 

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