オコツトとマスミモ

現在、ヌーソ○ジーでは、日本の伝統思想との対応を迫られているのだろう。
“オコツト”は和語で読めるのではないだろうか。

古語のオコは、“起こる”の意味らしい。

オコツトがOCOT(オコット)になっているのは、ヌーソロジーの世界観が“哲学仕立てのSF”になっていることに関係しているらしいが、

もともとヌースが日本が苦手だという話も聞く。

ヌーソロジーが立ち上がった当時、古神道ブームがあって、

とくに、ひつき神示の“マルチョン”…◯にヽ…ヌースの“円心”に類似性があるので、質問が多かったのではないか。

画像:中矢伸一著。1991年。

f:id:hahaki889:20200306132157j:plain


その時おそらく、“オコツト”や“タカヒマラ”の語に関する質問や意見が多く、辟易させられてしまったことから…とくにタカヒマラのマラと日本の性器信仰との関係など…

オコツト→OCOT、タカヒマラ→ケーブユニバースと、リニューアルし、世界観を更新したのだろう。(人類が神を見る日→シリウス革命)

・・・・・・

ヌースの基本は“対化”なので、“オコツト”という存在もまた対化~ペアなのではないかと思った人もあるかもしれない。

実際に“マスミモ”というのがいる。

マスミモは、和語だろう。とくに、“マスミ”というのは、すぐ、和語だと感じられる。すると、オコツトもそうなんだろうと、なる。

それが嫌だったのではないかね、昔の、日本嫌いのヌーソロジーは。

結果、マスミモの名前を抹消し、オコツトを“OCOT”にしたのか?

f:id:hahaki889:20200306132436j:plain

f:id:hahaki889:20200306132451j:plain

f:id:hahaki889:20200306132459j:plain

・・・・・・
・すむ〔清、澄〕 停止した状態がつづいて、ものごとが透明になることをいう。大気や水が清浄となること。

・おこる〔起・興〕自動詞「起く」の派生形。「行ふ」と同根。起きた姿勢で行為することをいう。(字訓/白川しずか)

・おこたる〔怠・倦〕 「おこ」は「行ふ」「起る」と同根。継続的になされている行為が、ある段階から低下してくることをいう。「起る」「興る」に対して、逆の方向にあること。

・おこなふ〔行・挙〕 身を起こして行動する。元気にことを為すことを言う。「おこ」は「起(おこ)る」「興(おこ)る」と同根。また「息(いき)」の母音交替形であるから、活動的にたちはたらく意である。「おこなひ」はその名詞形。

「おこ」は「息」の母音交替形で、息をはずませ、気力を振い起して、ことにとりかかることをいう。漢字の「おこなふ」と訓する字が、行くこと、前進するという実践的行為的な意味をもつものが多いのに対して、国語は深く息づき、気息をはげますという感性的な性格の語を基調としている。

【起】巳(し)声。金文・篆文の字形はすべて巳に従っており、それならば蛇が頭をもたげてゆく意である。坐して起(た)つときの動作をいい、それよりすべてことを始める意となる。[訓義]1.たつ、たちあがる、おきる。2.ことをはじめる、つくる、たかまる。

f:id:hahaki889:20200306132250p:plain