2017-05-23から1日間の記事一覧

視覚からの脱皮

-引用-昨日の鏡の話のように、ヌーソロジーは基本、「見る」ということを問題にするのだけど、この「見る」とは単なる視覚のことではないので注意してほしい。単なる視覚による「見る」は主客分離を前提とした上での「見る」であり、そこには主客分離以前…

「画竜点睛を欠く」

-引用-【画竜点睛を欠く】「画竜」は竜の絵を描くこと、「睛」は瞳のことで「点睛」は瞳を点ずるということ。 中国の梁の時代、張僧ヨウという絵師が竜の絵を描き、最後に瞳を入れたところ竜が天に昇ったという故事から、「画竜点睛」は大事な仕上げの意味…

反環が求めるもの

反環(ハンカン)。それぞれの端に、点と円周を配する。 https://goo.gl/GPXGDy その端、縁にある、点と円の配合が見えなければ、そこにたたずむ視座がなければ、つまり、円心(エンシン)をもたなければ、反環もまた見えてこない。 科学の世界は、反環の中…

プロトコルとしての「蛇」

古代などの、あるいは辺境などの、“多-部族社会”では、「蛇」という記号が、ある種のメールマークとして機能していたのかもしれない。 つまり、どこかに、「蛇の思想」とか「蛇の信仰」というものが創始されて、それが直線的に、あるいは同心円状に伝播した…

蛇の目の不思議

「蛇」には不思議な符合があり過ぎると感じているが、 「じゃのめ」として知られる蛇の目も、不思議である。 一般的に蛇にはほとんど視力がないらしく、あのように、いかにもよく見えそうな目は、あくまでダミーとして頭部に貼り付いているものらしい。 「見…