「縄文怪人土偶怪獣」展

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「縄文」をモチーフにした松山賢の個展 「縄文怪人土偶怪獣」が新宿髙島屋で開催
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私見では、縄文土器や土偶の文様は、ケイラクに関係があると思う。ヨガでも、プラーナの通り道があったかと。

イラクが顕在化するのは、妊婦であろう。だから、縄文土偶=妊婦では、ケイラクの文様が強調されているのだと思われる。(そういう説は今のところないようだが)

イラクのシステムは三次元的な入出力ポートをもたない。なぜならば、おそらく、“四次元”的なものだからだ。

よって、妊婦-胎児の世界では、三次元的な情報が、ノイズとして侵入をはばまれる。

そういう独特の四次元的な特性を、古代人は「ヘビ」を用いて示そうとしてきており、それは世界共通のようである。

四次元の空間の特徴は、対象化というものができないこと。言葉で指し示すことができないこと。非言語的な情報である。あるいは情報という言葉すら適当ではないのかもしれない。

対象化は、主体が、なにかを指し示す行為である。四次元空間においては、妊婦-胎児のように、「対」の関係で、その内部に世界が閉じているのである。(逆に言えば、内部世界に開いている、ともいえる。)

芸能というのは一般に、そういう対話的な性格がつよいものであり、一般に「スジ」「筋がいい、わるい」という言い方がされる。これはケイラクのことである。

合気道柔術なども、段を取る際に、この「スジ」を見れているかどうか、が問われる場合があるようだ。

しかしこれは、対象化できない、言語化できないものなので、教科書で勉強、というわけにはいかない。自分でこつをつかむしかない。

どういうコツかというと、「ケイラク感覚は特殊感覚ではなく原始感覚です」との言葉がある通り、それは、なにかを身につけるというよりも、すでに身についていることを手放すことで自ずから見えてくるという側面がある。

それは、母胎とともにあった胎児のころの感覚なのであるから、あたりまえである。原始感覚というのは。

イラクの世界が姿を現す時、へびの脱皮にたとえられた。ウロコと、目である。ウロコがむけて(脱皮)、目に映る世界が刷新される。

イラク~スジ~筋が、顔面に収束し、さらに目に収束している。反転した顔面や、目のありさまは、シャーマニズムの儀式のお面などによく現れている。

うちで膝のロッキング症状が快癒したNさん。合気を誘われ三日でやめとしまったが、空手の道場でも子供相手に合気(柔術)を教えているようだ。

時代は脱力~ケイラク感覚に向かっているのはまちがいない。

 

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