穴のあいたヒシャクは人間型ゲシュタルトの解体?
先の御射神社秋宮の記事で言えば、「底に穴のあいたひしゃく」は、「人間型ゲシュタルト」の底が抜けた状態なのだろう。
人間型ゲシュタルト=容器型図式という言い方があったと思うが、ひしゃくの喩えに似ている。その容器が壊れてしまうということではないか。
精神の顕在化は、人間型ゲシュタルトの崩壊から始まる。
通常の容器型図式としての人間の認識が崩れることで、その奥の、精神の観察の働きが顕わになってくるということであろう。
参考ページ:当ブログ 「底の抜けた器 破れた笠」 」https://goo.gl/iPhoS4